シリーズ「地方からが日本を変わる」。2回目は地方の中小企業同士が手を組み、企業がよみがえる現場から地方再生について考えていく。消費不況が続き、さらに円安による資材費の高騰などで苦境が伝えられる地方の中小企業。しかし、逆境の中でも独自の創意工夫でヒット商品を生み出し、高い収益をあげ、注目を集めているところがある。新潟県三条市にあるアウトドアメーカーは地場の技術を生かした高付加価値の製品作りと、顧客とのつながりを深める独自の販売戦略で増収増益を重ねる。奈良県の老舗商店は全国の中小企業と手を組んで商品を開発、伝統工芸品のセレクトショップで成功を収めている。地方発のビジネス最前線から、その可能性と成功のヒントを探る。
みんなのコメント