6月22日の夏至の夜、被災地を含む各地で行われる「100万人のキャンドルナイト」。ことしのキャンドルの灯りには特別な思いが込められている。被災地で苦しむ人々への連帯の気持ちや、原発事故による電力不足を機とした節電など、震災後、多くの人々が、ライフスタイルの見直しを始めている。残業禁止を機に早く帰宅し、家族とひとつの部屋に集まって語り合う時間が増えたというサラリーマン。自然エネルギーを活かし、地域の人々との絆を強めながら、持続可能な町づくりを始めた人たちもいる。この夜のスタジオは、キャンドルの灯りだけで映る特殊なカメラで撮影。各地の中継も交え、キャンドルの揺らめきを通して見えてくる「持続可能なライフスタイル」とはどんなものなのか、ゆったりした雰囲気の中でじっくりと語りあう。
みんなのコメント