いま、他人と一緒に暮らす人が増えている。首都圏では「シェアハウス」とよばれる若者向けの賃貸住宅が急増。一人一人に個室はあるが、リビングやキッチンなどは共有する「シェアハウス」。人気の秘密は「住人の交流」にある。料理や食事を共にしながら語り合える生活は、一人暮らしにはない豊かさをもたらしてくれると言う。都会暮らしの悩みを分かち合える「地方出身女性限定のシェアハウス」や、「シングルマザーとお年寄りが共に暮らすシェアハウス」など、「支え合い」をキーワードとしたシェアハウスも次々と誕生。。“シェアの住まい”は独身者向けに止まらない。多摩市には20世帯がリビングやキッチンをシェアするマンションが出現、世代を超えて共同生活を送ることでコミュニティの絆を取り戻そうという試みだ。無縁社会といわれる現代に広がりを見せる“シェアの住まい”。その現場を取材し、可能性を探る。
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