3D映画「アバター」で、新しい映像世界を創り出し、3Dのイメージを大きく変えたジェームズ・キャメロン監督(55歳)。「タイタニック」以来12年間誰も破れなかった世界一の興業収入記録を「アバター」で、わずか39日間で更新した。3月8日(日本時間)発表のアカデミー賞では9部門にノミネートされた。特に注目されているのが「作品賞」。SF映画は本流と見なされず、「ET」も「スター・ウォーズ」も取れなかったこの賞を受賞すれば、またひとつ「不可能を可能にした」ことになる。「ターミネーター」のCG合成から「アバター」の3D画像まで、誰も見たことのない映像世界を次々と生み出すキャメロン監督の発想はどのようにして生まれるのか?「不可能」を可能にする秘訣は何か?そして、監督がこだわり続ける「科学と人類の関係」とはどういうものなのか?監督と周囲のインタビューから、「奇才キャメロン」の素顔に迫る。
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