希望学という新しい学問が注目を集めている。東大の社会科学研究所を中心に、経済学、歴史学など40人をこえる研究者が参加、大規模な調査などを行い、「希望とは何か」を科学的に読み解こうという一大プロジェクトだ。プロジェクトが注目したのが岩手県釜石市。かつては「製鉄の町」として栄えた企業城下町だったが、今から20年前、製鉄業の規模縮小という危機を経験した町だ。希望学では、この釜石を日本の未来像と位置づけ、大規模な現地調査を行ってきた。希望学の4年にわたる研究から浮かび上がってきた「希望」再生のヒントとは。
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