3月中旬、浜田防衛大臣はアフリカ・ソマリア沖海上自衛隊を派遣する命令を下す。”海賊対策”という新たな領域に自衛隊は踏み出すことになる。政府は海賊対策のための「新法」を用意し、今国会中の成立を目指すとするが、まずは従来の自衛隊法にある「海上警備行動」での派遣命令となる。なぜ、防衛大臣自らが「応急措置」と語る海上警備行動による派遣なのか?ソマリア沖で自衛隊はどんな活動をするのか?危険に直面したときにどう対処するのか?この新たな活動は自国の権益保護なのか、自衛隊の新たな国際協力なのか?そして新法はなぜ必要なのか?VTRでソマリア沖の現状を伝えるリポートや、派遣に向けた自衛隊の訓練や実際の活動のシミュレーション、そして派遣決定に至る政治の議論を提示しつつ、浜田防衛大臣に徹底インタビュー。今回の”初めての派遣”を検証する。
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