深刻な景気低迷の中、雇用維持の手段として注目されているワークシェアリング。大企業でも導入の方針を打ち出すなど、じわじわと広がり始めている。しかし既にワークシェアリングを導入した企業では、大幅な減収で退職者が出るなど、様々な問題が続出している。そうした中、日本にも人生設計に合わせた多様な働き方ができるワークシェアリング(オランダ型)を実現した企業もある。3年以上の議論を積み重ね、日本での壁となっている”同一労働・同一賃金”を実現したのだ。しかし、現実には、一企業の労使だけでは解決できない制度面での課題も残っているのが実情。日本では多様な働き方ができるワークシェアリングを実現できるのか?そのためには何が必要かを考える。
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