100年に一度といわれる”経済危機”を乗り越え、新たなシステムをどう創るか。世界経済フォーラムの年次総会、ダボス会議が発するメッセージに世界の注目が集まっている。今年のテーマは、「”危機後”の世界をどう築くか」。ダボス会議を主催する世界経済フォーラムのクラウス・シュワブ会長は、国家の枠組みを超える、国と民間の新しいネットワークが不可欠だという。さらに、地球規模の問題に直面する企業は、企業の社会的責任を一歩前に進めた、”グローバル・コーポレート・シチズンシップ”という新たな哲学を持つべきだと指摘している。目先の利益を追求してきた、株主重視の経済から、良い社会を作るためにどう貢献するかという方向へ、企業の価値観の大転換が求められているというのだ。危機後の世界をどう作るかのかという世界の誰もがいま最も知りたい疑問に、シュワブ会長はどう答えるのか。国谷キャスターのインタビューで迫っていく。
みんなのコメント