インターネット規制の是非をめぐって韓国国会が紛糾している。きっかけは国民的女優がインターネットで中傷を受け自殺した事件だった。韓国では誹謗中傷の書き込みによって自殺者が出る事件が多発している。与党ハンナラ党は、誹謗中傷を受けた人の訴えがなくても、捜査機関が悪質と判断した場合は捜査、逮捕できる「サイバー侮辱罪」法案を成立させようとしている。これに対し、野党民主党や市民団体などは政府が自らに対する批判を封じ込めるために法律を作ろうとしていると強く反発している。日本でも問題になっているサイバー暴力。IT先進国韓国の実態を取材し、インターネット規制のあり方を考える。
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