アテネ五輪で4つのメダルを獲得、世界にその名を轟かせたレスリング女子日本代表。しかし、最近、海外勢の猛追を受けている。一月、119連勝を続けていた吉田沙保里選手が、米国の無名選手に敗北。背景には、最新の映像を使った、米チームの徹底的な”日本研究”があった。さらに、国際試合では、日本がタックルを決めたかに見えても、「タックル返し」として敵のポイントにされる判定が出てきて、日本チームが抗議する場面が見られるようになった。逆風の中、日本代表は、新たな戦術に取り組み、攻撃力強化を進めている。番組では、日米の合宿に密着。日本のお家芸をとりまく環境の変化と、メダル死守への日本代表の戦略を描く。
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