19日に行われる韓国大統領選挙では、保守系で最大野党ハンナラ党のイ・ミョンバク候補が独走。一方で革新系の与党候補は伸び悩んでいる。この10年続いた革新政権が終わり、政権交代が確実な情勢だ。背景には、経済政策に失敗し、貧富の格差を拡大させた現職のノ・ムヒョン大統領に対する国民からの激しい拒否反応がある。また、これまで北朝鮮に対し強硬姿勢だったハンナラ党が、融和政策へと大きく舵を切ったが、それを強く批判する野党候補が選挙直前に急浮上し人気を集めている。韓国の人々が政権交代を望む背景に何があるのか。対北朝鮮政策はどう変わるのか。有権者と候補者たちの声をもとに、選挙目前に分析する。
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