ボストン・レッドソックスの岡島秀樹投手。20試合以上登板している大リーグの救援投手で唯一、防御率0点台。独特の下向き投法と大リーグのバッター相手に物怖じしない冷静さ、大リーグの滑るボールが功を奏してキレが増したチェンジアップが加わり安定したピッチングを続けている。開幕前、ほとんど注目されなかった岡島投手だが、左の救援投手の需要が高まる大リーグの球団は早くからその実力を見抜いていた。岡島投手を見いだしたレッドソックスのスカウトのジョン・ディーブル氏は環太平洋担当の専任となり、将来の大リーガーをさがしに来日。アトランタ・ブレーブスは日本に常駐スカウトを置き、少年野球の段階から原石を探している。岡島投手の大リーグでの成功の秘密を探り、その能力を的確に把握するアメリカ大リーグの人材発掘のノウハウに迫る。
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