18日、国内初の大都市マラソン「東京マラソン」が行われる。新宿、銀座、浅草などが最大7時間封鎖され3万人のランナーが都心を駆け抜ける。国内のランニング人口が2千万人超と言われるブームの中、市民ランナーの長年の夢が実現した。主催する都では、東京を海外にアピールし経済効果をもたらす絶好のチャンスととらえ、大手広告代理店と組んでキャンペーンを展開。予想を上回る数の企業がスポンサーに名乗りを上げている。しかし草の根運動からスタートした海外のレースに比べ、東京の大会が本当の意味での”市民マラソン”として定着するのか疑問の声も多い。レースを通して毎年70億円近い募金が集まるロンドンの例なども伝えながら、都市マラソンの意義や文化について考える。
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