巨大な人口を抱え、急成長を続ける中国とインド。グローバル化の新たな主役となった両国を、国谷キャスターが訪ね、成長の戦略を握るキーパーソンにインタビューするシリーズ。第一回は、IT産業を軸に年8%の成長を続けるインド。低コストの頭脳労働者を武器に「米国の下請け」から始まったIT産業は、今や「世界の研究開発拠点」へと飛躍を遂げつつある。一方で、一日一ドル以下で生活する貧困層がいまだ3割を占め、国全体の底上げが急務となる中、政府は、多くの雇用を生む製造業を育成しようと経済特区の設立を進めている。「インドのIT王」と呼ばれるウィプロ社のプレムジ会長と、経済政策の責任者・ナート商工大臣に、更なる成長を狙うインドの戦略を聞く。
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