2006年7月26日(水) “最期”をどう迎えるか ~延命治療中止の波紋~ 今年3月、富山県の病院で当時の外科部長らが患者の人工呼吸器を外し7人が死亡していたことが明らかになった。明確なルールがない中、医療現場では意思確認などを十分に行わないまま”あうんの呼吸”で延命治療が中止される実態があるといわれる。今回、治療の中止はどう行われたのか明らかにする。一方ある大学病院では患者や家族の意思を文書で確認し、希望すれば延命治療を行わない取り組みを10年以上続けてきた。望ましい最期を迎えられるとの評価の一方で、末期の患者から治療に対する意思をどう聞くのか、短時間に判断を求められる救急患者にどう対応するかなど模索が続く。患者の最期にどう対処するのか、改めて注目される課題を検証する。 もっと見る 出演者 橋本 信也さん (NPO法人・医療教育情報センター理事長) 山本 剛大 (NHK社会部・記者) みんなのコメント すべてのコメントを読む
みんなのコメント