去年1年間に離婚した夫婦はおよそ26万組。離婚の急増に伴い、子育てと仕事との間で揺れる父子家庭の父親、シングルファザーがその悩みを語り始めた。会社では中間管理職として大きな責任を背負いながら、家庭では家事や育児。その両立は至難の業だ。しかも、離婚の負い目や世間の目を気にして、悩みを打ち明けることもできず、”孤立”する父親も多い。さらに、子育てのために残業や転勤ができないという事情から、会社をリストラされる例も少なくない。しかし、父子家庭への国の支援は母子家庭に比べ、立ち遅れているのが現状だ。番組ではシングルファザーの現実を追いかけ、その支援策をさぐる。
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