今、全国各地で子どもを対象にした食に関する教育、「食育」が活発に始まっている。千葉県銚子市の小学校ではおやつの選び方や箸の持ち方などが授業で教えられ、菓子メーカーではポテトチップスを食べ過ぎないよう子どもに教える取り組みを始めた。背景にあるのは、今年7月に施行された「食育基本法」。家庭、学校、企業、地域など社会の様々な領域で、「食育」が奨励されている。しかし、学校・家庭・地域の連携が上手くとれていないこともあり充分な成果があがっていないのが実情だ。偏食や残食など、食事の乱れが問題となり、一方で生活習慣病の若年齢化が進む今、子どもの食事の実態とその改善策を見つめる。
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