若者に広がる薬物乱用。この夏、厚労省や自治体の規制の取り組みが強化されたが、薬物の種類、販売ルートとも多様化、巧妙化する一方だ。警鐘を鳴らすのは、長年夜の繁華街を回って若者たちの非行・薬物防止に取り組んできた水谷修氏。定時制高校を辞し、全国規模で夜回りと相談を行うようになった水谷氏の元には、今、薬物汚染に関する情報と悲鳴が一晩に150~300件も寄せられる。水谷氏によれば、薬物の乱用に陥っていく若者たちには、深い”心の傷”があるという。更正施設や麻薬検定官と連携しながら、薬物汚染と闘う水谷修氏の奮闘を追い、薬物に依存する若者たちの実情に迫る。
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