10月、福井商工会議所主催の博覧会、「クレーム博」が話題を集めた。全国から様々な商品クレームを募集し、企業の商品開発に生かそうというもの。1万件近いクレームが集まり、それをもとに開発された新製品が発表された。
今、クレーム対策を単なる危機管理だけでなく、商品開発や工程改善のツールとして位置づける企業が増えている。「しかって下さい」とクレームを募り、新しいサービスを生み出しているクリーニングチェーン店や”使えるデータベース化”を進める化粧品会社、新商品開発に挑む中小企業を紹介しつつ、新しい企業と消費者の関係を探る。
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