10月、山田洋次監督の78本目の映画「隠し剣 鬼の爪」が公開される。幕末、東北の小藩を舞台に、「鬼の爪」という秘剣を伝授され、予期せぬ運命に巻き込まれていく若い平侍と奉公に来た娘を主人公に、武士としての生き様と身分を越えた愛情を描いた映画である。
この映画の制作を現代の若い世代を意識して進めたという山田さんは、映画作りの合間を塗って、専門学校の教壇に立ち、シナリオ作りの指導を行っている。生徒の中には、不登校や引きこもりの経験がある若者がいて、山田監督は彼らに、自分の考えで自分の言葉で伝えることの大切さを教えている。
監督生活42年の山田さんが胸に抱く「次世代のへのメッセージ」をキャスターインタビューで聞く。
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