近鉄・オリックスの突然の合併構想発表からおよそ3ヶ月。事態は先行きの見えない混迷に陥っている。
経営者サイドは、7月8日オーナー会議での西武・堤オーナーの衝撃の「第二の合併構想」発言を受け、一時は12球団が足並みを揃えて1リーグ制に突き進むかに見えた。しかしその後阪神が打ち出した2リーグ制維持の考え方に、巨人を除くセ・リーグ5球団が同調。9月8日のオーナー会議に向けて、二つの大きな流れがせめぎ合いを続けることになった。
一方、選手会は常に経営者サイドだけで議論が進む状況に反発。当初近鉄・オリックスの2球団で始まった署名活動は、球団数削減に反対する全球団の選手の運動へ、さらには球界史上初のストライキを打ち出す事態へと進んだ。
番組では、焦点のオーナー会議の翌日に根来泰周コミッショナーと生中継で結び、プロ野球の最高責任者としてこれまでの事態をどう受け止め、どう苦悩してきたのか、そして今後どんな舵取りを考えているのか徹底的に聞く。
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