不登校の児童生徒数は文部科学省に報告されているだけでも全国で13万人、その支援が大きな課題になる中、岐阜県可児市の取り組みが注目されている。
不登校になった生徒に無料でパソコンを提供し、専門の「ITサポーター」とメールをやりとりしたり、インターネットによる家庭学習を出席扱いにするなど、きめ細かい「心の交流」を通じて学校への復帰を促す。
去年、国の構造改革特区の一つに選ばれたこの取り組み。対人恐怖から不登校になった中学生と、最初は直接学校の話しには触れず音楽や日常の話しなどからメールを始め、徐々に信頼を築き上げていく様子などを密着取材。可能性を探る。
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