イラク戦争の開始から3月20日で1年。
3回シリーズの1日目は、イラク戦争の過程を検証し、知られざる情報戦や空爆の内幕、バグダッド市街戦の実相などに迫る。
米国防総省の元情報分析官、司令官や兵士、イラク側将校などの証言によると、アメリカ軍は情報通信技術の発達によって戦場の様子をリアルタイムで把握、精密誘導兵器でイラク軍の指揮命令系統を早期に壊滅させていた。一方、誤算もあった。50回行われた要人空爆は、情報の誤りからすべて失敗し、民間人に被害を及ぼした。またバグダッド進攻作戦では、市民に紛れた民兵組織を掃討するため激しいゲリラ戦が展開されていた。
同時中継によって伝えられたイラク戦争の内実を、両軍の関係者の証言であらためて検証する。
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