鳥インフルエンザの被害がアジア全域に広がっている。
発生が確認されたのは日本、韓国、ベトナムなど10の国と地域。特にベトナムとタイでは、ヒトへの感染も確認され、すでに10人を超す人が犠牲になった。WHOでは現地に専門家チームを派遣し実態調査を行っている。もともとヒトには感染しにくいとされていた鳥インフルエンザウイルス。しかし、専門家はトリやヒトへの感染が続くと、このウイルスが変異して、ヒトへの強い感染力を獲得する危険性があると警告している。
人類に牙をむき始めた鳥インフルエンザウイルス。なぜこれほどまで感染が広がったのか。ウイルスはどこまで危険なものに変わってきているのか。そして、ヒトへの強い感染力を持つウイルスの出現は防げるのか。マニラのWHO事務局とも中継で結び、新たな脅威に迫る。
みんなのコメント