今年1月1日、韓国で日本語CDが解禁、ケーブルテレビでは、日本人歌手のカウントダウンライブが放送された。韓国のテレビで日本語の歌が生放送されるという画期的な出来事は、日本の文化開放が新たな一歩を踏み出した事を印象づけた。
これまで「日本文化に吸収されてしまう」「文化侵略だ」と言われてきた歌謡曲やドラマ等の大衆文化開放。今回実現した背景には、映画やアニメの振興政策など国を挙げての文化戦略があった。「冬のソナタ」に代表される韓国ドラマやポップス音楽は、各地で「韓流」と呼ばれるブームを巻き起こし、アジアを席巻している。
番組では、日本文化の開放をめぐる国や放送局、レコード゙会社の動きを追い、韓国の文化戦略を明らかにしながら、新たな時代の日韓文化交流の可能性を考える。
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