わずか半年で800人の命を奪った新型肺炎SARS。この冬再流行するかどうか、その鍵を握るのが感染源の特定だ。
最新の調査では、感染源とみられていたハクビシンも、他の動物からウイルスをうつされた可能性のあることが判明。WHOでは、感染源の野生動物を解明するための調査を進めている。一方、香港などでの最新研究からは、SARSウイルスが変異を繰り返し、感染力を強めた過程も明らかに。今後ウイルスが姿を変え、新たな症状を引き起こす危険性が指摘されている。
SARSが発症した中国・広東省での初めて取材などから、新型肺炎の再流行をどう防ぐのかを検証する。
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