2003年9月11日(木) シベリア森林大火災 ~加速する地球温暖化~ いまシベリアの広大な森林が火災によって急激に失われつつある。 この北方林は従来CO2の有力な吸収源と考えられ、「地球の肺」とも呼ばれてきた。ところが、頻発する大火災が原因で予想を超える莫大な温暖化ガスが発生し、CO2の収支が逆転しはじめていることが明らかになってきたのである。とりわけ今年の火災は史上最悪で、すでに日本の国土の3分の1に相当する面積が消失したという。 火災が与える深刻な影響とその対策について、現地調査をつづける北海道大学の調査チームの活動を通じて伝える。 もっと見る 出演者 福田 正己さん (北海道大学低温科学研究所教授) みんなのコメント すべてのコメントを読む
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