社員を査定し、給料に差をつける成果主義を導入する動きが本格化している。
中部電力は、人件費の削減や、社員の働くモチベーションを高める効果を期待、今年全社員を対象に成果主義を導入した。シチズンは、新入社員採用に、1年ごとに契約を更改する年俸制を取り入れた。しかし、長年続いた年功序列制度から成果主義への急激な変化に、現場では戸惑いも広がっている。2年前にいち早く成果主義を全社員に広げた曙ブレーキでは「社員が短期的な目標に集中しすぎるようになった」として、制度の見直しを始めている。
成果主義の導入によって広がる波紋を、3つの企業の現場から報告する。
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