2002年10月9日(水) 三宅島の海はよみがえるのか ~海洋学者J・モイヤーの潜水調査~ 噴火から2年、いまだに火山ガスの放出が続き、住民の帰島がかなわない三宅島。9月中旬、島に50年前からくらしてきた海洋学者ジャック・モイヤーさんが、噴火以来はじめて三宅島の海の潜水調査を行った。 南からの暖流、黒潮が流れる三宅島周辺の海は、伊豆諸島で最大のテーブルサンゴの群生地として知られ、島固有の貴重な魚たちがくらす豊かな海だった。しかし、噴火以来2年、火山灰の降下や土砂の流入によって、海の生態系や漁場にも大きな影響が出ていると考えられている。 海洋学者モイヤーさんの2年ぶりの潜水調査を追いながら、三宅島の海の現状と生態系が今後どこまで回復するのかを探る。 もっと見る 出演者 清野 聡子さん (東京大学総合文化研究科助手:海岸環境保全学) みんなのコメント すべてのコメントを読む
みんなのコメント