「スローフード」は、ファストフードなど安価で大量生産、画一的な味の文化が世界中を席巻する現状の中、地域に根ざした個性的な「食」を守り、消滅の危機から救おうというイタリア生まれの国際的消費者運動だ。
15年余で45カ国に6万5千人の会員を持つようになったこの運動が、日本でも今、本格化し始めている。
運動の普及と視察を目的に来日するスローフード協会イタリア本部のジャッコーモ・モヨーリ副会長をスタジオに招き、日本における運動の現状や課題を聞くと共に、今回の視察を通して見つけた地域性に富む日本の伝統的な「食」の豊かさについて考える。
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