チャイルドシートの着用が義務づけられて1年半。
一桁だった着用率は50%近くに伸び、多くの命が救われるようになった。国土交通省は、売れ筋の製品32台を選び、使いやすさと衝突時の安全性を4段階で評価し、先月7日発表した。
しかし、その結果、シェル型の3割は最低ランクの「推奨せず」。さらに着衣型7種類のすべては、4段階評価の対象からはずされ、安全性能については玉虫色の表現となった。
浮き彫りになる評価方法の不備。チャイルドシートの安全性を徹底検証し、子供を交通事故から守るにはどうすればよいかを考える。
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