ごみ処理問題の切り札として脚光を浴びたRDF(ごみ固形化燃料)が、全国各地で大きな問題を抱え暗礁に乗り上げている。RDFとは、一般のごみを細かく砕き、水分をとばして小さく固めたもので、ダイオキシンをほとんど発生せず燃料になるということから、多くの自治体が導入を決め既に30以上の工場が稼動している。ところが、実際に始めたところ、コストが計画とは大きく異なり、また新しいダイオキシン規制を達成出来ないことが判明するなど誤算が続いている。静岡県御殿場市では、700・入りのRDFが入った袋1万2千個(半年分のごみ)が行き場を失い、倉庫に山積みになり、保管料として市が年間8000万円を負担している。番組では、全国に広がるRDF問題を検証し、解決策を探る。
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