失業率4.4%、雇用不安が日本を覆う中、そのしわ寄せをまともに受けているのが就職をひかえた高校生。労働省によれば去年11月末の時点で、就職を希望している高校生は25万5000人。その内6万7000人が未だに就職先を見つけられずにいる。企業の屋台骨を支える働き手として、根強い求人を誇ってきた高校卒業生。しかし不況が長引く中、高校生の採用を取りやめる企業が相次いでいる。一方で就職を希望する生徒の半数を抱える職業高校のあり方を、問い直そうという動きも始まっている。今夜は、厳しさを増す高校生の就職戦線を追う。
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