上高地

長野県
2015年10月23日 放送

「神が降り立つ楽園」と言われる上高地は、標高約1500メートルの日本が誇る山岳リゾート地。しかし、入ることが出来るのは、4月から11月の7ヶ月間だけ。観光客だけでなく住人も、外から上高地にやって来るという珍しい「季節集落」だ。
意外に知られていないのが、上高地には門限があること。外と上高地とを結ぶ“釜トンネル”が開門しているのは、夏の間は朝5時から夜8時まで。さらに、国立公園の中でも最も規制の厳しい特別保護区に指定されているため、草花や虫、山菜はもちろん、落ちている木の実や落ち葉も持ち帰りできず、耕作することやゴミを捨てることも禁じられている。この地に暮らす人々や上高地の自然を楽しみにやってくる登山客たちのひと夏を追った。

<オムニバス項目(予定)>
●4代続く人気宿の熱血女将… 
  熊本県・天草からアルプスの少女ハイジに憧れやってきた。
  以来40年、上高地の宿を切り盛り。
●救ってくれた“満天の星空”… 
  上高地の星の美しさを観光客におすそ分けするカメラマン。
●登山の安全守る常駐パトロール隊…
  登山基地、涸沢で登山客を守る人たちの体を張った50日間。
●二人の友情が生み出した“上高地の魅力を世界へ”…
  “日本近代登山の父”として知られる英国人宣教師ウォルター・
  ウェストンと、山案内人・上條嘉門次が挑んだ北アルプス。

紹介したトピックス
掲載までしばらくお待ち下さい。
旅のとっておき

『上高地』の回のディレクターを担当しました、松本です。
6月末から9月の初旬まで、ロケハンやロケで上高地を数回に分けて訪れました。特に8月は、東京の事務所スタッフから「うらやましい」のメールを何度も受けとるほど、カラッとした過ごしやすい気候で夏バテなし。朝は4時30分に起きて、宿の消灯時間に合わせて就寝は夜9時か10時。続きを読む

ポスター
上高地
[写真]上高地より望む穂高連峰:林 龍生/上高地 大正池:河西基紀
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