神楽坂
東京都
2014年7月25日 放送
東京の真ん中にありながら、坂と狭い路地が印象的な「神楽坂」。江戸時代、神田川の船着き場という交通の要衝として栄え、戦前戦後には花街として、物資や情報・文化の集積地となってきたこの街は、人呼んで「山の手の下町」。
山の手のようなお洒落でハイソな雰囲気と、下町の人情味が融合する“大人の粋”を感じさせます。古いものを大切にしながら、常に新しいものも取り入れる、そんな街の歴史と土地の狭さとが相まって、独特な雰囲気を醸し出しているのです。
歴史と文化を大切にし、また新たな「粋」を追求する、「坂のある」街の暮らしを味わい深く描きます。
オムニバス項目(抜粋)
●坂の商店街…急な坂道に間口の狭い店舗が200軒並ぶ神楽坂商店街。人情溢れる下町の風情。
●花街・神楽坂のおもてなし…戦前から神楽坂を彩ってきた花柳界。その「上品ぶらず下品すぎない」おもてなしとは。
●路地の語り部…神楽坂の狭い路地を歩きながらエピソードを語る老語り部。明治の文豪に、田中角栄も登場!?
●江戸のプチ・パリ…東京でフランス人に最も愛される街・神楽坂。フランス人が感じるそのエスプリとは。
●名画座を愛する90歳…裏通りにある1974年にスタートした名画座。そこに通う90歳の女性の意外な楽しみ方とは。
ポスター
[神楽坂] [写真] 殿村任香 [出演] Dora TAUZIN [協力] 日本コロムビア/それいゆ Ponja