いざ鎌倉

神奈川県
2011年10月21日 放送

海岸から山際に向けて走る一本の道。その奥に佇む社。谷が入り組む静寂で名もない路地を進むと、名刹・古刹が広がります。
奈良・京都と並ぶ三大古都のひとつ、「いざ鎌倉」は、もともと小さな漁村でしたが、源頼朝による日本で最初の本格的な武家政権が誕生して以来、その独特の地形を生かし、発展をしてきました。
鶴岡八幡宮、長谷の大仏、建長寺…日本人の礎となる精神風土や文化が花開いた町を、カメラは巡ります。耳を澄ませば、中世を生きた“もののふ(武士)”たちの息づかいが聴こえてきそうな町「鎌倉」。気風漂う神事や、四季の花々、国宝や重要文化財の数々、今も多くの人々の心を惹きつけて止まない古都の魅力を、美しい映像とともに綴っていきます。

旅のとっておき

「いざ鎌倉」を担当した弘(ひろ)です。
今回取材を通して、鎌倉の魅力は古くから鎌倉に住んでいる方と、鎌倉に惹かれて新しく移り住んだ方々が一緒になって作り上げてきたことを実感しました。伝統と新しいセンス。変わらないものと、未来につなげていく柔軟さが相まって、古都の風情を醸し出しているのだ、と。続きを読む

ポスター
いざ鎌倉
写真:原田寛 協力:弓馬術礼法小笠原流
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