こんにちは。大富豪同心マニアのスタッフSです。
「大富豪同心2」最終回、皆さんいかがでしたか!?
天下泰平・まさに天下一の放蕩者
掲示板やSNSなどで早くも「大富豪同心2」ロス!!というお声もいただいておりまして、
そんな皆さまとの集合場所として、引き続きスタッフブログをお届けいたします。
今回は「大富豪同心2」を何度も繰り返し観られる方へ。
スタッフSの独自の注目ポイントのご紹介です!
◎マニアックな注目ポイントその壱 〜武士たちの懐紙(かいし)〜
武士が胸元に忍ばせておく懐紙。
その用途は、メモを取る・鼻をかむ・汗を拭くなど様々ですが「血糊を拭き取る」というのも重要な役割の一つです。
甘利家の家臣役として出演しておりましたスタッフSも、常にこの懐紙を忍ばせておりました。
衣装を身に纏い刀を差した瞬間はもちろん、この懐紙を胸元に入れた瞬間に「命がけで幸千代君をお守りするぞ」という気持ちが湧き上がってきます。
ちなみに武士は武士でも浪人の水谷弥五郎は懐紙を持っていません。
懐紙に注目することで武士として生きている人物たちの境遇なども見えてきます。
◎マニアックな注目ポイントその弐 〜三国屋のテーブルとイス〜
三国屋の一室には豪華なテーブルとイスがあります。
江戸時代の商家で、この光景に違和感を覚えた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
卯之吉の活躍を書いた瓦版
しかしテーブルやイスが全く無かったのかというとそうではなく、
江戸時代に入るとオランダとの貿易も盛んで、色々なものを輸入していました。
一般庶民には手に入らなくても、江戸随一の両替商の三国屋ともなると、いち早く手に入れることが出来る。
ちなみにこのシチュエーションは、織田信長がテーブルを前に椅子に座りワインを飲んでいたことから発想したそうです。
徳右衛門役の竜雷太さんは、このテーブルに座っているシーンが多く、
とても楽で座り心地が良いんだ!とお話しされていました。
徳右衛門も同じ気持ちだったに違いありません。(一度でも座ってみたかった・・・) 他にも、
部屋の片隅には地球儀があったり、よく見ると随所に舶来品が。
皆さんぜひ色々、見つけてみてください!
衣装や小道具、装飾品などにも目を向けることで、
ドラマでは描かれていないそれぞれの人物の暮らしぶりなども想像出来、
より一層お楽しみいただけるのではないかと思います。
それでは、また次回お会いしましょう!
投稿者:スタッフ | 投稿時間:12:27 | カテゴリ:大富豪同心2