スタッフブログ

★こちらのページは2022年2月で更新を終了いたしました。

「マンゴーの樹の下で」 スタッフブログ1 記者会見

「マンゴーの樹の下で」スタッフブログを開設しました!
放送に向けて、ブログとTwitterにて番組情報をお届けしていきたいと思います!
記事をお届けするのは、現場スタッフのYasimi(ヤシミ)、平成生まれのアラサー女子です。

 

さて、タイトルにもありますように、先週(22日)に記者会見が開かれました。

平成パート出演の岸惠子さん・渡辺美佐子さん・伊東四朗さん、
戦時パート出演の清原果耶さん・山口まゆさん、
5名のキャストと、脚本を書かれた長田育恵さんと制作陣で登壇しました。

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元号が令和に代わって、初の終戦に関連する特集ドラマ、登壇した皆さんから実体験を含んだお話や、本作撮影中のエピソードなど、様々ありましたので、ここでご紹介できればと思います。

主演・岸惠子さんは、まず初めに
「私は“戦争”体験者ではありますけど、“戦場”体験者ではないわけです」と、ご自身の地元での空爆のなかを逃げまどった戦争体験を語られました。

この物語の主人公・奥田凛子も昭和19年、フィリピンに商社のタイピストとして赴任し、民間人でありながら、戦火に巻き込まれていきます――。

戦争が終わり、日本へ帰還して44年が経った平成元年、凛子(演:岸惠子)は東京の下町で小さな写真館を営んでいました。 

この、戦後の “日常” を丁寧に描くことが、作品の重要なテーマでした。

演出・柴田監督は以下のようにコメントしています。
「当時の戦争を直に体験され、名優として活躍されている方たちに集まっていただいて終戦ドラマを作る、ということを何よりも意義を感じ、光栄に思っています。 ルソン島で過酷な体験をして、辛くも生き残った人たちが、普通の日常に戻って、また生活を立ち上げて昭和・平成と生きてきた、人生を全うしてきたんだ、という事をドラマの主眼に据えて、その “かけがえのない生活” をドラマで描けたら――、という思いで、このドラマを作りました。」

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主人公・奥田凛子の写真館には、たくさんの賑やかな訪問者が登場します!

なかでも凛子の30年来の付き合いで、いつも写真館にカメラや印画紙などの商品を卸しに来る、ひょうきん者な田宮蓮司(演:伊東四朗)。
田宮は、淡い恋心を密かに抱いて、足繁く凛子を訪ねてきます。

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岸惠子さんと共演すると知った時、伊東四朗さんは大変驚いたといいます。

以下、伊東四朗さんのコメントです。
「私にとって岸惠子さんは、青年時代の映画館のスクリーンの中の存在。なのに、ドラマで台詞のやり取りをするなんて!!これは夢のまた夢のような話で、こんなにウキウキしたことはありませんでした」 

その伊東さんの想いも、凛子を温かく見守ってきた田宮という役柄に、どこかシンクロしているような気がします…!

 

昭和19〜20年のフィリピンパートでは、清原果耶さんが、若き日の凛子を熱演しました。 

以下、清原果耶さんのコメントです。
「毎日、体と精神が世界の果てにあるような感覚で、山口まゆちゃんと一緒に戦時パートを生きていました。撮影をしているときは、このまま朽ち果ててしまうんじゃないか・・と思いながら撮っていたので、無事に完成したことが嬉しく、達成感があります」

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海外のジャングルの中でのロケも、非常に過酷なものでした。
日本では見られない独特な地形に足を取られ、生命力に満ちた巨大な植物や虫に取り囲まれ、熱気に蒸せ返り――。
( 私Yasimiも、ジャングルで巨大な赤蟻に足を噛まれ、絶叫・・・。蜂に刺されるような痛さでした。現場のフォーカスマンの男性も本番中に赤蟻に噛まれていましたが、声ひとつ漏らさなかったのです・・!!プロ根性!! ) 

柴田監督の「暑さや飢えや乾きを身を以て体験して『自分だったらどうするか』感じたままを掬っていきたいと思って撮りました」というコメントもありましたが、清原果耶さんと山口まゆさんは、実際に支え合いながら撮影を乗り切り、見事に役を演じ切りました。(本当に大変な撮影でした!)

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昭和〜平成を生き抜く主人公・奥田凛子を、岸惠子さんと清原果耶さんがリレーで演じる
『マンゴーの樹の下で』8月8日(木) 〈総合テレビ〉放送です!

プレマップも、放送され始めましたので、是非ドラマの世界を一足先に皆様にお届けできればと思います!

 

『マンゴーの樹の下で』HPはこちら

投稿者:スタッフ | 投稿時間:19:24 | カテゴリ:マンゴーの樹の下で~ルソン島、戦火の約束~

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