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青春アドベンチャー『ベルリン1989』7/29(月)から放送開始です

オーディオドラマ担当Fです。明日7/29(月)夜から青春アドベンチャー『ベルリン1989』の放送が始まります。

 

 青春アドベンチャー『ベルリン1989』(連続10回)

 7月29日(月)~8月2日(金)、 8月5日(月)~9日(金) 午後9時15分~9時30分 NHK-FM

 (ネット同時配信&「聴き逃し」配信あり ※翌日の正午から一週間)

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前回のブログでコメントをご紹介した海宝直人さん演じる西ベルリンの医大生ハインツと、咲妃みゆさん演じる東ドイツの音大生アンナの出会いから始まる物語。二人の関係に大きく関わってくる、ハインツの指導教授アルベルト・ギュンター役は鈴木壮麻さん、アンナのピアノの師ゾフィア・ノイマン役が島田歌穂さんです。

 

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【鈴木壮麻さん】

1949年、東西に分断されたドイツ。国家のイデオロギーの変遷に翻弄される人々の暮らしと生き方。以前、「汎ヨーロッパ・ピクニック」の題材に触れた時、涙が止まらなかったことを想い出す。古川健さんが紡ぎ出された表情豊かな数々の言葉を素敵な共演の方々と構築して行くスリルがたまらない、とても楽しい収録のひと時だった。物語をしっかりと引っ張って行く役、とてつもない存在感で場面の色を一瞬にして変えてしまう役、一服の清涼剤のような役等、様々な役割りを担った俳優たちと凄腕スタッフの皆さんとで創り上げた『ベルリン1989』、ぜひお楽しみ下さい!

 

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『ベルリン1989』の内容と直接の関わりはありませんが、かつてNHKのドキュメンタリー番組『ヨーロッパ・ピクニック計画~こうしてベルリンの壁は崩壊した~』でも描かれたように、大きな歴史を動かしていくのは一人一人の人間の営みです。そして、大きな事件が起きた後にも個々の人生の時間は続いていく……。これまで『帝冠の恋』『また、桜の国で』『暁のハルモニア』と、政治や外交や軍事といった国家のマツリゴトに関わる部分を担う役柄をお願いしてきた鈴木壮麻さんに、今回は大きな歴史の変動を受け止めて生きる、個の人生を色濃く演じてもらいました。

 

ゾフィア役の島田歌穂さんは、子役さん時代からご活躍を経て、ミュージカル「レ・ミゼラブル」日本初演で一躍脚光を浴び、それからずっと第一線で舞台にコンサートにと精力的に活動して来られましたが、NHKオーディオドラマへは実に久しぶりのご参加です。

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【島田歌穂さん】

『人魚の森』以来、30 年振りのオーディオ・ドラマの収録、本当に楽しく幸せな時間でした。古川健さんの素晴らしい脚本の一言一言が、静かに、そして深くどんどん心に染みわたり、夢のような素敵なキャストの皆さんとの瞬間瞬間の化学反応が、スタジオ内に縦横無尽に繰り広げられて、気づけば壮大な歴史ドラマのど真ん中に立っている・・・そんな不思議な感動の連続でした。あらためて、「声」だけで紡ぐ世界の無限大を感じさせていただき、これに音楽、効果音が相まって、さらにどれほど感動的なものになるんだろう!とワクワクしながら放送を心待ちにしています。

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『人魚の森』は、今春「今日は一日ありがとうFM50三昧 オーディオドラマ編」(2019年3月3日放送)で再編集版が放送され、番組内で島田歌穂さんのインタビューも流れました。表現することへの意欲と喜びに溢れた、そのお話ぶりや、ご自身も大学で“先生”としてミュージカルの後進の指導に当たられてきたこと、そして何よりあの独特の、想いの襞に染み入るような波動を放つお声……。奇しくも1989年に制作された『人魚の森』から30年の歳月が、今回の物語世界と重なる形となりました。

 

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ベルリンの壁崩壊を背景に、二つの世代の男女の心模様を描く物語。ぜひ1989年のベルリンへ、想像力の旅をお楽しみ下さい。

 


青春アドベンチャー『ベルリン1989』(連続10回)

【NHK FM】

7月29日(月)~8月2日(金)、 8月5日(月)~9日(金) 午後9時15分~9時30分 NHK-FM

(ネット同時配信&「聴き逃し」配信あり ※翌日の正午から一週間)

 

【作】古川健

【音楽】川田瑠夏

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【出演者】

海宝直人 咲妃みゆ 鈴木壮麻 島田歌穂

谷田歩 西川大貴 上口耕平 皆本麻帆

清水明彦 金沢映子 瑞生桜子 奥田一平

 

投稿者:スタッフ | 投稿時間:10:42 | カテゴリ:オーディオドラマ

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