みなさま、こんにちは!私は制作スタッフのコネチューです。
今回このブログを担当します。お読み頂きありがとうございまちゅう。
先週の第二話、お楽しみいただけましたでしょうか?
夕焼け空に星がきらめくころ、彦馬と静湖姫が大接近、
ムフフな関係に発展するのでしょうか?
しかもその現場を織江が目撃してしまいショック!この三角関係の行く末は?
目が離せないですね。
第三話は、織江と静湖姫とおつるが一堂に会し、
時代劇版ガールズトークを展開しますよ、切なさがまた増します・・・。
物語とは別に、今回も撮影現場の裏話をご紹介します。
題して「自然物を利用しよう」
今回の撮影のために、おつるが住む小屋を、琵琶湖の湖畔に建て込みました。
京都の時代劇の撮影では、海のシーンを琵琶湖でロケすることが多いんです。
湖を海に見立てて撮影するのです。(テレビに映ればちゃんと海に見えますよ。)
撮影隊が琵琶湖の某湖畔に到着すると、
なんと砂辺に大きな流木が埋まっているではありませんか。
長さ3メートル、直径30センチもあろうかという重い流木が
砂辺に半分ほど埋没しています。
撮影に邪魔だからどけてしまおう、と普通は考えるでしょう、
が、そこは演出含め撮影スタッフの知恵の出しどころ、
この自然の造形物を利用しない手はない、との発想が生まれました。
偶然の産物です。制作スタッフ総出で、埋まった流木を掘り出しました。
そして適当な長さに切る必要が・・・
電気のこぎりなどあるはずがない。
そこで、スタッフの中でいちばん体の重い人を起用、
その人の重さを利用しシーソーの原理で、この木を真っ二つにしました。
湖からの冷たい風がビュービュー吹きすさぶ地での、一時間半に及ぶ土木作業でした。
寒さが厳しい中でも自然物を撮影に活用しようとする制作陣の
熱い意気込みが感じられました。
第三話のなかに、この流木は写っています。是非見つけてください。
海辺の風景に溶け込み、とても自然にさりげなく写っています。
と言うことで、第三話をお楽しみに!
投稿者:スタッフ | 投稿時間:13:30 | カテゴリ:妻は、くノ一