過去の主な放送

国際共同制作
サッカー情熱紀行

放送日時
BS1 5月24日(土)~ 随時放送

番組データ

  • 制作年:2014年
  • 国際共同制作:NHK/TAL

国際共同制作 サッカー情熱紀行 写真

イタリア~ 雨の日も晴れの日も

初回放送 :BS1 6月15日(日)午前8時30分~
再放送 :BS1 6月18日(水)午後3時10分~
:BS1 6月29日(日)午前1時35分~
:BS1 7月16日(水)午前8時00分~

ASローマ所属のFW、トッティよって設立された「トッティ・フットボール・アカデミー」。
ここにダウン症や自閉症の子どもたちで組織するチームがある。
3~4年前までシュートもままならなかったファブリツィオは、今ではエース・ストライカー。
その他のメンバーたちも、友達がいるから、趣味として、などさまざまな理由で練習に参加している。

イタリア~ 雨の日も晴れの日も

2005年にスタートしたこの取り組みは、チームプレーを通して社会性と自立を促そうとするもの。
人を蹴ってはいけない、押してはいけない、時間を守るなどのルールを徹底している。
他の子どもたちとの試合では負けてばかりだが、国民的スター・トッティのクラブに所属していることを励みに練習を続ける子どもたちを追う。

イタリア~ 雨の日も晴れの日も



ブラジル~ スカウトのお仕事

初回放送 :BS1 6月16日(月)午後3時10分~
再放送 :BS1 6月22日(日)午後1時15分~
:BS1 6月29日(日)午後8時10分~(※W杯で休止の可能性あり)
:BS1 7月16日(水)午前8時10分~
:BS1 7月18日(金)午後6時25分~

ブラジルのクラブチームのスカウトとして働くトゥパン。
これまでスカウトしてきた選手の多くが17歳以下のクラスで活躍している。
近い将来、ブラジル代表チームのキャプテンになると噂されるサンパウロのMF、
ロドリゴ・カイオもトゥパンが発掘した選手だ。
「ずば抜けた選手でなければ声をかけるな」といわれるブラジルのスカウトたち。
ブラジル全土の少年サッカーをくまなく見て歩き、有望な選手を探し出していく。

ブラジル~ スカウトのお仕事

トゥパンが今、目を付けているのは、幼いジョアン。
左利きで、足の内側で回す早いパスがある有名選手の幼少時代にそっくりだという。
「幼くても走る姿だけで運動能力が分かる」と語るスカウトのプロ、トゥパの目線を追う。

ブラジル~ スカウトのお仕事



スペイン~ それでもプレーを続けたい

初回放送 :BS1 6月17日(火)午後3時10分~
再放送 :BS1 6月22日(日)午後1時25分~
:BS1 7月1日(火)午後3時10分~
:BS1 7月16日(水)午前8時20分~
:BS1 7月18日(金)午後6時35分~

スペイン女子サッカー・プロリーグ「プリメーラ・ディビシオン・フェメニーナ」は、
メディアで紹介される機会が増え、スポンサーが増加し活性化している。
しかし、選手たちの暮らしは楽ではない。

スペイン~ それでもプレーを続けたい

一部リーグ昇格を果たした「レバンテ・ラス・プラナス」の選手たちも同様だ。
選手のエバは朝6時から生鮮食品の出荷工場で働き、練習に参加できるのは夜9時からのたった2時間。
アンドレアは、学校給食の配膳の仕事をしながらサッカーを続けている。理学療法士のロシオは、
15年間、選手生活を続けてきたが稼ぎがほとんどなく、今期限りで引退しようと考えている。
「選手として食っていけるのはバルサなどトップ5チームだけ」。
“好き”という気持ちひとつでサッカーを続ける女子選手たちの横顔を描く。

スペイン~ それでもプレーを続けたい



ブラジル~ 世界をつないだW杯・1950年ブラジル大会

初回放送 :BS1 6月8日(日)午後1時15分~
再放送 :BS1 6月11日(水)午後3時10分~
:BS1 6月20日(金)午前9時30分~(※W杯で時間変更の可能性あり)
:BS1 6月29日(日)午前8時00分~(※W杯で休止の可能性あり)

64年ぶりで、2度目のW杯を開催するブラジル。
実は、W杯は1938年以降、第二次世界大戦の激化によって12年間開催されなかった。
もともと1942年大会に名乗りを挙げていたブラジルは、戦後初の1950年大会にいち早く立候補。
しかしFIFAは大戦後の世界を憂慮し、中立国スイスでの開催を模索していたという。

ブラジル~ 世界をつないだW杯・1950年ブラジル大会

スタジアムが建設できないという理由でスイスが拒否したため、ブラジルは悲願の開催国に決定。
まだ混乱期にあった世界で政治的・文化的な立場を得ようと、ブラジルは世界最大のマラカナン・スタジアムを建設することにした。
大戦後の荒廃からの復興、東西冷戦・・・、独特の緊張感に包まれた戦後初のW杯秘話を、
現地のジャーナリストが映像や資料をふんだんに使って紐解いていく。

ブラジル~ 世界をつないだW杯・1950年ブラジル大会



メキシコ~ 僕たちはフリースタイラー

初回放送 :BS1 6月8日(日)午後1時25分~
再放送 :BS1 6月12日(木)午後3時10分~
:BS1 6月29日(日)午前1時25分~
:BS1 6月29日(日)午後8時40分~(※W杯で休止の可能性あり)
:BS1 7月4日(金)午後3時10分~

リフティングやドリブルの技術を使ってパフォーマンスを行う「フリースタイル・フットボール」。
この10年で世界中で大会が開催されるようになり、知名度が上がっている。

メキシコ~ 僕たちはフリースタイラー

高校時代にペアを組んだ、メキシコのダビットとアントニオは国内でもっとも注目される選手。
大学へ通う傍ら時間を見つけては練習に励み、時に道ばたでパフォーマンスを披露。
2人がフリースタイルを始めると人々が集い、小銭が投げられる。
今の目標は、今年秋に開催される世界最大の大会で入賞すること。麻薬や窃盗が頻発する町で、
家族に応援されながらフリースタイル・フットボールに青春をかける2人を描く。

メキシコ~ 僕たちはフリースタイラー



ブラジル~ スタジアムだけがサッカーじゃない!

初回放送 :BS1 5月24日(土)午後9時40分~
再放送 :BS1 5月30日(金)午後8時10分~
:BS1 6月13日(金)午後3時10分~
:BS1 6月29日(日)午後8時20分~(※W杯で休止の可能性あり)
:BS1 7月2日(水)午後3時10分~

サッカー世界王者・ブラジル。
しかし、人々にとってはスタジアムに行くことだけがサッカーではない。
オンライン・サッカーゲーム、テーブルサッカー、伝統のボタン・サッカーなどさまざまな
ゲームで全国規模のトーナメント戦が開催され、優勝杯を競う。

ブラジル~ スタジアムだけがサッカーじゃない!

特に、直径3センチほどのボタン状の駒を選手に見立てて指ではじき、小さなサイコロ型の“球”を
ゴールに入れるボタン・サッカーでは、毎週開催される試合でポイントを積み重ねていく。
1000ポイントに達すると名誉の殿堂入りだ。験を担いで同じジャージーでプレーしたり、試合前に
ボタンを必ずビールに浸したりするなど、W杯さながらの緊張感が漂う。
“サッカーは人生だ”と語るブラジル人たちの熱狂ぶりを伝える。

ブラジル~ スタジアムだけがサッカーじゃない!



イラン~リフティングに夢のせて

初回放送 :BS1 5月30日(金)午後8時00分~
再放送 :BS1 6月3日(火)午後6時00分~
:BS1 6月8日(日)午後1時35分~
:BS1 7月3日(木)午後3時10分~

イランのリフティング競技の名手、メフディ・ホブダルビッシュ。
サッカーボールで連続31時間、テニスボールで10時間、ビー玉で5時間リフティングしたことが
あるという。
テヘラン市内で一番高いミラドタワーの階段1820段を後ろ向きに3回上り、ギネス記録を
持っていることからイランではちょっとした有名人だ。

イラン~リフティングに夢のせて

幼いころサッカーを始めたがチャンスに恵まれず、チームメートが次々とプロリーグに入る中、
メフディは挫折感にさいなまれていた。そんなとき、得意だったリフティングの小さな大会を
テヘランで開催。メフディは、一躍ヒーローなった。夢は、ブラジルW杯で全出場国の国旗が
印刷されたボールでリフティングし、新記録を樹立すること。
選手になれずとも、リフティングでサッカーと関わり続ける男の情熱を描く。

イラン~リフティングに夢のせて



コロンビア~サッカーで子どもたちを守れ

初回放送 :BS1 5月31日(土)午後9時40分~
再放送 :BS1 6月10日(火)午後3時10分~
:BS1 6月20日(金)午前9時20分~(※W杯で時間変更の可能性あり)
:BS1 6月29日(日)午前8時30分~(※W杯で休止の可能性あり)
:BS1 6月30日(月)午後3時10分~

コロンビア南西部にある第3の町、サンティアゴ・デ・カリ。
ルイス・エドアルドはこの町で25年間、少年サッカークラブを指導してきた。
リーグ昇格を目指し近隣の町まで選手を探しに行くが、実はルイス・エドアルドがサッカーを
指導する理由はほかにある。

コロンビア~サッカーで子どもたちを守れ

治安の悪いカリでは、盗みは日常茶飯事、殺人も頻発する。
子どもたちが犯罪に手を染めないよう、ルイス・エドアルドは道端で声をかけ練習に誘う。
サッカーを通して規律や礼儀作法、まっとうに生きていく方法を伝えようとしているのだ。
町のギャングたちから度重なる脅しをかけられながらも奮闘する姿を追う。

コロンビア~サッカーで子どもたちを守れ



君の声が力をくれる

初回放送 :BS1 3月30日(日)午後5時00分~
再放送 :BS1 4月24日(火)午後7時00分~
:BS1 5月27日(火)午後3時10分~
:BS1 7月17日(木)午後6時35分~

2014年ブラジルW杯の半年後に、もう一つのサッカー世界大会が東京で開催される。
視覚障害者によるブラインドサッカー(通称ブラサカ)の世界選手権だ。
ブラサカでは、視覚に障害がないか弱視者のゴールキーパー、監督、ゴール裏に立つ“コーラー”が
フィールドに状況を伝え指示を送る。「6メートル!45度!シュート!」。
選手たちはボールを奪い、パスを出して正確なシュートを決める。

君の声が力をくれる

これまでパラリンピックに出場したことのないブラサカJAPANにとって、今年東京で開かれる
世界選手権は2016年リオパラリンピックを視野に入れた重要な大会。体格とドリブルで
突破してくる南米の競合チームに対抗するため、組織力を活かしたサッカーを確立しようと
練習する毎日だ。

そんなブラサカJAPANで、いま最も期待されているのが去年、代表にデビューした
川村怜選手(25)。鋭いシュートが持ち味のブラサカJAPAN・攻撃の要だ。
もともと、人とコミュニケーションを取ることが苦手だった川村選手だが、互いの声掛けが
欠かせないブラサカと出会って以降、“言葉”で表現することの大切さを身にしみて感じるように
なったという。今ではチーム一番のムードメーカー。生き方を変えてくれたブラインドサッカーで、
今度は自分のプレーを通して人々に感動を与えたいと話す。

どのチームにも負けない究極のコミュニケーションに磨きをかけようとするブラサカJAPANの挑戦を追う。

君の声が力をくれる



キャプテン翼が勇気をくれた

初回放送 :BS1 3月30日(日)午後5時00分~
再放送 :BS1 4月24日(火)午後7時00分~
:BS1 5月29日(木)午前9時00分~
:BS1 6月23日(月)午後3時10分~
:BS1 7月17日(木)午後6時25分~

ジダンやメッシを始め、世界のトップ選手もファンだったと公言する
大人気のサッカー漫画「キャプテン翼」。
去年12月、そんなキャプテン翼の主人公が所属したチーム「南葛SC」と同名のチームが
東京・葛飾区で誕生した。葛飾区にJリーグを作ろうという取り組みがきっかけとなり、
東京都3部リーグに所属するチームが名前を変えて再始動したのだ。

キャプテン翼が勇気をくれた

チームの後援会長を務めるのは、葛飾区出身の作家・高橋陽一さん。
「キャプテン翼のテーマは“夢”。決して夢を諦めない気持ちで愛されるチームになって欲しい」と語る。

そんな南葛SCには、強力なスタッフが集まった。かつてJリーグのチームで運営経験のある
田中洋介さんは事務局を担当。スポンサー探しやファンクラブ設立に奔走している。
さらに地元のサッカー競合高校の指導者だった向笠実さんが監督に就任。
選手の多くは社会人のため 、仕事とサッカーの二足のわらじを履きながら「南葛SC」の名に
恥じないチームになろうと奮起している。

しかし、その道のりは容易ではない。東京都3部リーグからJリーグに昇格するには、
順調に勝ち進んでも最短で6年かかる。4月開幕のリーグ戦へ向けて練習試合が続く南葛SC。
格上チームを相手にどんな戦いぶりを見せるのか?

キャプテン翼が勇気をくれた



前を向いて走れ

初回放送 :BS1 3月30日(日)午後5時00分~
再放送 :BS1 4月24日(火)午後7時00分~
:BS1 6月22日(日)午後1時35分~

東日本大震災の被災地・岩手県大槌町の「大槌サッカークラブジュニア」は、
男子部員・女子部員合わせて55人の小学生サッカーチーム。震災から3年たった今も
グラウンドはなく、主に体育館で練習している。

震災以降、親や友人、家をなくした多くの部員たちを励ましたのはサッカーだった。
遊ぶ場所も道具もなくなった子どもたちにとって、ボールひとつで夢中になれるサッカーが
心のよりどころとなったのだ。

前を向いて走れ

6年生の女子部員、久保美優さん(12)もそのひとり。地元の消防団員だった父親は
救助活動のときに行方不明となり、今も見つかっていない。練習に通うときはいつも一緒だった
父親がいなくなり、クラブを辞めたいとすら考えた美優さん。しかし、似た境遇にありながらも
チームを盛り上げる同級生と接するうちに気持ちが変化していったという。
「とうちゃんと一緒にやっていたサッカーを、きちんとやっています」。
震災から半年後の作文に、美優さんが記した言葉だ。

前を向いて走れ


震災当時小学3年だった部員たちは、この春クラブを引退する。親、監督、地域の人々・・・、
多くの大人たちに見守られながら、伝統の「6送会」で下級生たちとの送別試合に臨む。
美優さんはサッカー部のある隣接地区の中学に越境入学し、ただひとりの女子部員として活動を続ける。
子どもたちの最後の試合と巣立ちまでを描く。

前を向いて走れ

一覧へ戻る