NHKアナウンサー横山哲也 東京から北海道に異動します!スポーツ担当 オリンピックも担当しました!
- 2024年4月1日
- 横山哲也
- 札幌放送局・アナウンサー
NHKアナウンサーの横山哲也です。主にスポーツ実況を担当しています。アナウンサーになってちょうど20年。21年目に入るタイミングで、アナウンス室から札幌放送局に異動することになりました。北海道で勤務するのは2度目です。前回は札幌局で4年仕事をしたあと釧路局に異動し、1年お世話になりました。今回、3年ぶりに道内に戻ります。
東京では2年半ほどの勤務でした。短い期間ではありましたが、スポーツを専門としているアナウンサーにとっては、たいへん濃密な時間となりました。
年度内に2度のオリパラ!
3年前、釧路から東京に異動した日のことは鮮明に覚えています。釧路川のほとりで釧路放送局を背景に写真を撮って東京へ。その足で向かったのは…
東京都庁。新型コロナウイルスのワクチン接種のためでした。それからすぐに東京オリンピック・パラリンピックの実況業務にあたりました。無観客という異例の大会。私が実況をした国立競技場も大歓声に包まれることはありませんでしたが、一生に一度あるかないかの自国開催のオリパラ実況は忘れることのできない仕事になりました。
東京パラリンピックから半年ほど。 今度は冬の北京オリンピック・パラリンピックが開催!初任地の長野局や北海道で冬季競技を取材した経験があった私は、オリンピックは国内で、パラリンピックは現地で実況しました。パラリンピックのアルペンスキーでは日本勢が大活躍!金メダル獲得の瞬間を伝える機会にも恵まれました。
放送以外でもうれしい出来事がありました。パラリンピックで現地にいる間に誕生日を迎えました。いわゆる「バブル」の中での業務でホテルと競技会場の行き来しかできない生活が続いていたなか、同じ現場で仕事をしていたメンバーが限られた食材でバースデーケーキを作ってお祝いしてくれたのです!このときのお祝いボードはいまも私の部屋に飾ってあります。寒さの厳しい現場でしたが、仲間との強い絆もできた大会でした。
成長させてもらった北海道に恩返しを
東京でいい思い出ができた理由の中に「北海道での勤務経験」が大きく関わっていたのは、書かせていただいた通りです。札幌と釧路で学んだことは、いまアナウンサーとしての軸にもなっています。私の人生で欠かすことのできない土地、北海道で再び仕事ができることに喜びを感じています。専門のスポーツに限らず、様々な業務に挑戦して、広い道内を回っていきたいと思います。北海道のみなさん、再びお世話になります!どうぞよろしくお願いいたします!