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私のアナウンサー“独自”練習

  • 2019年3月1日

私は、ずっと演奏家を目指していました(専攻はハープです)。しかし「音の幅は、人間の幅。いろんなことを学びなさい」という先生の言葉を聞いて、音楽以外のことにも積極的に挑戦してきました。
そうした中で、同じ表現者であり、多岐にわたる仕事をこなすアナウンサーになりたいと思うようになりました。

入局前、出演したコンサートに来てくれた同期二人と

ただ、そう思い始めたのは大学3年生になってから。言葉のプロを目指すには語彙力がなく、なかなかとっさにことばが出てこない…いまさら遅いのかも、と悩みました。
そこで、当時、自分なりに考えた練習方法として、ニュース7の終わりに30秒ほど流れる季節の映像に、音声を消して、自分でコメントしてみる、というものです。すると「この橋の、柱みたいなものはなんて言えばいいの?」「この子どもの表情、どう表現するの?」などいろいろ考えることになります。自分なりにしゃべってみてから改めて、今度は音声をオンにして「答え合わせ」。当時のキャスター武田真一アナウンサーがはなす内容やことばづかいを聞いて語彙力を増やしていきました。

一方で、就職活動中も演奏活動は続けていました。自分の土台でもある「音楽」が、初心に戻らせてくれ、自分を支えてくれたと思っています。内定後も、今も、楽器の演奏は続けています。
就職活動に直接的に関係のないことでも、自分の幅をひろげる、人間力を高めることは何でも役立つと思います。どうぞみなさん、やりたい、楽しいと思うことはちゅうちょせず楽しんでください!

初任地徳島ではもちろん、阿波踊り。踊りを一から勉強して、仕事でもプライベートでも、踊りました。

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