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プラハの“熱気”を熱く語ったNHK“記念受験”

  • 2018年3月16日
 
 

私にとってNHKは、正直“記念受験”でした。アナウンススクールに通っておらず、他に受けたアナウンサー試験もありません。準備や知識はほぼ皆無、エントリーシートに書く「伝えたいこと」がどうにも思い浮かばず、本当に受けるかどうか迷っていました。そんな大学3年の2月、グリークラブ(男声合唱)の演奏旅行でチェコのプラハを訪れ、印象的な光景に出会います。折しも日本では長野オリンピックが開かれていて、ちょうど滞在中にアイスホッケーでチェコが大国ロシアに歴史的勝利を挙げて優勝したのです。プラハの街は興奮と歓喜に包まれ、その熱気たるや、私が日本人というだけで「ありがとうナガノ!」「ありがとうニッポン!」と感謝されるほど。その時に私はなぜか、このプラハの熱気を誰かに伝えたいと思いました。帰国後、エントリーシートには民主化まもない東欧の小国で感じた“民衆の熱気”と、グリークラブで取り組んできた“表現への熱意”について書きました。同じことを面接でも語ったのですが、面接官がしっかり受け止めてくれたことが印象に残っています。皆さんも自分の“熱”を思い切りぶつけてください。アナウンス職へのエントリー、お待ちしています!

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