チョコレートの支出額 山口市が全国2位に
- 2024年02月16日
総務省が発表した去年1年間の「家計調査」で、山口市は1世帯あたりのチョコレートの支出額が全国2位となりました。
総務省の「家計調査」は全国の県庁所在地と政令指定都市で無作為に選んだ世帯を対象に品目ごとの支出額を調べたもので、2月6日に結果が公表されました。
それによりますと、単身世帯を含む総世帯の去年1年間の1世帯あたりのチョコレートの支出額は、山口市が7004円となり、富山市の7597円に次いで全国2位となりました。
チョコレートは好き。袋で買って食べている
毎朝1粒ずついただいてます
山口市は平成30年にチョコレートの支出額が全国1位になりましたが、その翌年は11位、おととしは18位にとどまり、山口商工会議所は「チョコレートのまち」を掲げて消費拡大に力を入れてきました。
チョコレートを取り扱う市内の店舗を紹介する「チョコレートマップ」は、当初は40店舗ほどでしたが今年度版は70店舗ほどに増え、チョコレートの顔パックを行う店なども紹介しているほか、各店舗が一堂に会してチョコレートを販売するイベントなども開催しています。
商工会議所は全国2位に浮上した詳しい要因はわからないとしながらも、高い価格帯のチョコレートを販売する専門店が出店していることや「チョコレートのまち」としての認知度が上がってきていることが、背景にあるのではないかとみています。
【山口商工会議所オール山口ブランド推進課 金子汀さん】
順位が低迷していたので2位になってうれしいです。マップを見てたくさんのお店を訪れて、いろいろなチョコレートを楽しんでもらって1位を目指せるようイベントやPRを頑張ります。