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ARで伝える熊本城
復旧した天守閣の姿

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熊本城と天守閣の被害

2016年4月に起きた一連の熊本地震で、国の特別史跡の熊本城は13棟あった国の重要文化財の建造物の全てが倒壊または破損し、戦後最大規模の文化財被害となりました。

石垣の崩落は50カ所で全体の約1割に及びます。地盤のひび割れなど被害は城の全域に及び、城のシンボルといえる高さ30mの大天守閣は、地震で瓦のほとんどが落ちました。


外観の被害は目立つものの天守閣の建物の構造に大きな損傷が無かったのは、昭和の再建工事の際、大天守と小天守で合計12本のくいが、地下47mの硬い岩盤まで打ち込まれていたためでした。

しかし天守閣の復旧工事では、この「くいで支えられた構造」が課題になりました。上部の天守閣に鉄骨や耐震壁を設置する通常の耐震補強のみでは、地震による揺れの力がくいに集中して損壊するおそれがありました。


新たなくいを打とうにも、貴重な文化財の石垣が崩れるおそれが指摘されました。そこで復旧工事では、超高層ビルでも使われる「制震工法」を導入し、天守閣の柱とはりの間などに計48か所の「ダンパー」を組み込んで、耐震性を高めています。最先端の技術を導入した「地震に強い天守閣」としてよみがえらせようと、これまで復旧作業が続けられてきました。

そうして2021年3月に天守閣の外観と内部全ての修復が完了。地震前の勇壮な姿が戻りました。天守閣内はバリアフリー化の一環で大天守最上階に車いすで上がれるよう、エレベーターが設置されています。

一方で天守閣以外の建物の復旧作業が本格化するのはこれからです。熊本城の復旧は20年計画で進められていて、完了は2037年度の見込みです。

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