4年ぶりの全国大会へ 徳島・国府中学校 吹奏楽部を紹介
- 2023年10月12日
10月に開かれる全日本吹奏楽コンクールの全国大会に、四国代表として4年ぶりに出場する徳島市の国府中学校吹奏楽部をご紹介します。（記事の最後に動画を掲載）
４年ぶり９回目の全国大会出場
徳島市の国府中学校吹奏楽部は40年以上の歴史があり、全日本吹奏楽コンクールの徳島県大会と四国大会ではこの10年間、すべて金賞。全国大会には合計８回出場しています。
この夏は、4年ぶり9回目となる全国のひのき舞台への切符をつかみました。
1年生の時から全国大会を目指していたので
3年生で行けるようになってとてもうれしい
全員の音がまとまって１つの曲ができるのがとても楽しい
互いに指摘し合って自分たちで考える練習
部員は３年生４人、２年生１７人、１年生１３人の合わせて３４人。
パート別や個人での練習メニューは自分たちで考えています。
気付いたことをそれぞれが指摘し合い、課題を見つけていきます。
個人でできなかったところを自分で工夫して練習しています。
細かい音符を吹くとき指を動かすのが難しいです。今頑張っています。
最も大切にしているのは基礎合奏
練習では「基礎合奏」に時間をかけてていねいに取り組んでいます。全員で同じ音を出し、音程や息の強さなどをそろえ、響きのある良い音を作ります。
顧問の福田久博先生によると、かつては基礎合奏だけで練習のほとんどが終わることもあったそうですが、このところは部活動のあり方の見直しなどによって、練習時間をかなり減らしたため、より集中して取り組んでいるということです。
目指すのは「全国一金」
４つの課題曲のなかから国府中が選んだのは、天野正道氏作曲の「レトロ」。
課題曲「レトロ」について 顧問・指揮 福田久博先生
「ポップス独特のリズム感や奏法が難しく、明るく色彩感豊かな音色が必要な曲です。」
全日本吹奏楽コンクールは、出場団体すべてに金、銀、銅のいずれかの賞が与えられます。金賞も複数校に与えられますが、国府中吹奏楽部が目指すのは、1位の金賞です。
感謝を込めて精一杯の演奏を
部長 秋月澪さん （トロンボーン）
「毎日が本番だと思って緊張感をもって吹いています。支えてくださっている周りの方々に感謝の気持ちを伝えられるように自分たちができる精いっぱいの演奏をしたいです。」
４年ぶりのひのき舞台まで、あと少し。
国府中学校が出場する全日本吹奏楽コンクール中学校の部は１０月２１日（土）に名古屋市で開かれます。
放送動画はこちら👇笑顔の部員たち、練習のスキマ時間の話題は・・〇〇トーク！
