- トップページ
- 過去に放送したレシピ
- たいかぶら吸い物仕立て
2018年11月27日放送
たいかぶら吸い物仕立て
上品なうまみを持つ瀬戸内の「たい」に、
今が旬!みずみずしく甘みがつまった「かぶ」。
2つの食材を主役に、お祝い事などにもぴったりのとっておきのお吸い物を作ります。
おすすめポイント
そろそろ寒さがこたえる季節、体も心もぎゅっと縮こまっていませんか?!
今回は、そんな時にほっと安らぐ「お吸い物」。
たいのうまみがしみ込んだ、優しい味わいの一品です。
材 料
- たいかぶらの吸い物仕立て(4人分)
-
たい(上身):200g
かぶ(小):2個
金時にんじん(梅型):4枚
ブロッコリー:1/4個
生しいたけ:4枚
ゆず:1/2個
- 《だし用》
-
たいのアラ:適量
だし昆布:10cm角 1枚
水:6カップ
塩:小さじ1
薄口しょうゆ:小さじ2
みりん:大さじ1
酒:大さじ1
作り方
-
まずはたいの下処理から。
上身を4切れにし、塩をふって15分おき、さっと熱湯をかけます。
【ポイント】
霜降りという方法で、塩で魚の生臭みを表面まで引き出し、それを落とす効果があります。 -
だし用のアラも、同じように下処理をします。
(臭みが強いので塩をふってから長めにおいてください)
水6カップとだし昆布、アラを鍋に入れ、火にかけます。(中火)
あく取りしたら、弱火で7~8分煮てください。 -
その他の具材を準備します。
生シイタケは、かさに菊花の切込みを入れます。
にんじんは梅型に、そしてブロッコリーは一口大にして下ゆでします。
(にんじんを下ゆでした後、少し塩を振ってからブロッコリーをゆでてください。) -
かぶは、皮をむき8つ切り。厚めのくし形にして下ゆでします。
【ポイント】
米のとぎ汁を使ってゆでると、かぶの甘みが引き出されます。 -
アラからとっただしをこします。
そこに塩小さじ1、薄口しょうゆ小さじ2、みりん大さじ1、酒大さじ1で味付けし、かぶとにんじんを入れて5~6分煮込みます。(中火)
更にしいたけを入れて一煮し、火を止めます。
【ポイント】
たいを入れる前に、いったん火を止めて10分くらいそのままおきます。
温度が下がる時に、素材に味がよりしみ込みます。 -
再び加熱し、たいを入れ、煮立ったら再びあく取りをします。
その後3~4分煮て、最後にブロッコリーを入れます。 -
すぐに火を止めて、器に盛り合わせてから汁をいれます。
仕上げに、ゆずの皮の千切りと、好みでしぼり汁を入れれば完成です!!
<十河先生から一言>
薄めの味付けなので、もの足りない方は、ゆずこしょうや香辛料を足すと、たいのだしの風味を損なうことなく、ピリッとアクセントになります。試してみてください。
かぶの皮、葉、にんじんを型抜きした残りなどを使ってもう1品。
- 上記の材料に、塩をふり、しばらく置いてからしぼります。
- ゆずの皮と、ごまを加えてあえれば完成です。