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料理レシピ

NHK高松放送局の番組で放送した
料理レシピをご紹介します。

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2017年2月1日放送

炊飯器で作る手作り甘酒

寒い時期に飲みたくなるあったかい甘酒。おいしいだけでなく、疲労回復につながるビタミン、ブドウ糖、アミノ酸やミネラルなどを豊富に含んでいます。体への吸収もよく、効率的に栄養を摂取することができるんです。そんなスーパードリンク「甘酒」と甘酒を使った活用レシピをご紹介します。

おすすめポイント

今回ご紹介する甘酒は、酒粕ではなく米こうじを使って作るので、アルコール分がゼロで子どもも安心して飲めます。砂糖は一切使ってないのに驚きの甘さに仕上がります。そして、ただ飲むだけでなく、料理にも使えるのが甘酒の魅力!
砂糖の代わりに煮物や卵焼き、デザートなど幅広く活用できますよ。

材 料

甘酒 (およそ2リットル分)
もち米 1合
米こうじ 500g

作り方

  1. 炊飯器の「おかゆ炊飯機能」を使います。
    洗ったもち米を炊飯器に入れ、おかゆ炊飯1合分の水を入れて1時間おきます。
    おかゆ炊飯機能が無い場合は、米の5倍の量の水を入れます。
    (もち米1合の場合は、白米炊飯5合の水量)
  2. (1時間後)おかゆ炊飯モードを選択してもち米を炊きます。
  3. (炊き上がったら)ふたを開けて65~70度くらいになるまで冷まします。調理用の温度計で測ってください。
    温度が高すぎると酵素がうまく働かず発酵が進みません。
  4. 適温まで覚めたら、ほぐした米こうじを入れてよく混ぜ合わせます。
  5. お釜を炊飯器に入れ、保温モードで7~8時間置くと完成です。
    この時、炊飯器のふたをカチッと閉めてしまうと温度が高くなり過ぎるのでうまく発酵が進みません。
    菜ばしなどをお釜とふたの間にはさみ、上からおもしをして少し隙間を空けて保温してくださいね。

<十河先生からのひとこと>

すりおろした「しょうが」や「ゆず」を入れると、より風味が増しておいしくなります。また、そのままでは濃く感じる場合は、お湯や牛乳で伸ばすと飲みやすくなりますよ。

甘酒保存の方法

できあがった甘酒を沸騰する直前まで加熱することで、発酵をストップさせ、味が酸っぱくなってしまうのを防ぎます。冷蔵庫保存で10日前後で飲みきるようにしてください。
この加熱処理をしない場合は、冷蔵庫で保存し2~3日の間に飲みきるようにしてください。
さらに長く楽しみたいという方は、小分けにして冷凍保存するのもおすすめですよ 。

手作り甘酒 料理活用法

《甘酒と大根のべったら漬け》

・甘酒の優しい甘さと大根のパリパリ食感がたまらない一品です!
  1. 大根(1/2本・500g)に塩(大さじ1)をふり、1~2日おいて水分を抜いておきます。
  2. その大根の表面の水分をしっかりふき取ってビニール袋に入れ、大根にしっかりなじむ量の甘酒(適量)を加えます。
  3. 冷蔵庫で一晩寝かせると…しっかり味のしみ込んだ「甘酒と大根のべったら浸け」の完成です。

《甘酒ストロベリーババロア》

・生クリームを使わないので低カロリーで、カロリーが気になる方にもおすすめのスイーツです。
  1. ミキサーに甘酒(大さじ2~3)、豆乳(200ml)、いちご(小さめ8個)を入れてまわします。
  2. 水で溶かしたゼラチン(5g)を加えてもう一度ミキサーをまわします。
  3. 型に流し入れ、冷蔵庫で約1時間冷やし固めて完成!
    いちごを上にトッピングしてお召し上がりください!

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