サンダンス映画祭から世界へ! NHK・サンダンス映画祭 ノミネート支援プロジェクト

世界中の新しい才能が集まることで知られるサンダンス映画祭。インデペンデント映画中心でありながら、いまやベルリン、カンヌ、ベネチアなどの老舗映画祭に匹敵する勢いを持ち、集まるバイヤーの数が多いことでも知られています。特に海外においては「サンダンス」のネームバリューは非常に大きくなっており、これから世界に打って出ようという日本人映画作家にとっても、サンダンス映画祭は世界へ向けて羽ばたく強力なステップとなります。

NHKは、サンダンス・NHK国際映像作家賞などで長年培ったサンダンス・インスティテュートとの信頼関係をベースに、日本とアジアの優れた長編映画作品とサンダンス映画祭を結びつけるプロジェクトを行っています。

2011年の同映画祭ワールド・シネマ・ドラマティック・コンペティション部門には世界中から集まった1073本から14本が選出されましたが、NHK推薦作品「アブラクサスの祭」(加藤直輝監督・「アブラクサスの祭」パートナーズ)が見事この中の1作品として選ばれ、公式上映で好評を博しました。


NHKを通じて10作品程度をサンダンス映画祭に推薦します。
NHKの推薦を受けると、サンダンス映画祭への出品応募規定が緩和されます。(応募条件参照)
1月のサンダンス映画祭に先立ち、サンダンス映画祭作品選定スタッフが秋に来日。NHKが推薦した10作品程度を試写、審査します。
審査の結果優れた作品は「サンダンス映画祭ワールドシネマ・ドラマティック・コンペティション部門」「ワールドシネマ・ドキュメンタリー・コンペティション部門」などに推薦されます。
(但し、必ずしもノミネートが保証されるものではありません)
サンダンス映画祭への応募には英語字幕の入った試写用映像素材が必要です。字幕のついていない作品を応募されるかたは個別にご相談ください。

応募条件 − チェック表

(1)
応募予定の作品は、2010年・2011年に日本で製作された50分以上の劇映画、テレビ用映画、単発ドラマ、またはドキュメンタリー映画ですか?(制作費の50%以上が日本からの資金ならば、日本作品と認められます)

はい:  (2)へ
いいえ: 残念ですが応募できません
(2)
これまでにアジア圏外の映画祭に当該作品を出品したことはありますか?また、アジア圏外の劇場で公開されましたか?
NHK推薦枠特権事項として、アジア圏であれば上映/公開した作品でも応募できます)

はい:  残念ですが応募できません
いいえ: (3)へ
(3)
2012年1月のサンダンス映画祭以前に、アジア圏外の映画祭に参加しますか、または予定がありますか?

はい:  残念ですが応募できません
いいえ: (4)へ
注:日本国内で劇場公開、テレビ放送(BS・CS含む)、DVD発売、インターネット配信された作品も応募可能です。これはNHK推薦枠の特権事項です (通常のサンダンス映画祭規定では、製作国内であっても、放送・DVD発売・配信を行った作品は、応募を認められません)

(4)
応募予定の作品に英語字幕はついていますか?

はい:  カテゴリーBにてご応募ください
いいえ: 字幕については事務局にご相談の上、
いいえ: カテゴリーAにてご応募ください
注:9月上旬までにピクチャーロックできる作品に限ります。ご注意ください。

(5)
提出するものは以下です
1)規定の応募用紙PDF 340KB)
2)応募作品のDVD
2)(カテゴリーB応募者は英語字幕付のバージョンをお送りください)
3)作品資料
(6)
〆切はカテゴリー別になっています
カテゴリーA(英語字幕なし) 2011年7月29日(金)13時必着
カテゴリーB(英語字幕あり) 2011年8月05日(金)13時必着
(現在は字幕がついていなくても、9月中旬までに英語字幕版を独自に製作する予定がある作品は、カテゴリーBにてご応募ください)
応募作品多数の場合はNHKの事務局により推薦作品を選抜いたします。
NHK推薦枠特権事項として、サンダンス映画祭に支払う応募費用が免除になります(通常の応募は45〜100ドルの費用がかかります)

応募方法

下記サンダンス・インスティテュート/NHK賞事務局まで提出物をお送りください。お問い合わせも下記まで願います

サンダンス・インスティテュート/NHK賞事務局
NHKエンタープライズ
渋谷区神山町5-5 NRビル3F
tel: 03.3481.7850 / fax: 03.3481.7788
email: sundance-nhk@nhk-ep.co.jp
web: http://www.nhk.or.jp/sun-asia/

ご応募お待ちしております

☆参考
サンダンス映画祭・コンペティションはUSドラマ/USドキュメンタリー・ワールドドラマ/ワールドドキュメンタリーの4部門がありそれぞれにグランプリ・観客賞・監督賞・撮影賞・脚本賞・編集賞などがある。その他「アルフレッド・P・スローン賞」(科学的なテーマの作品から選出)、各年毎に選出される「審査員特別賞」(インディペンデントスピリット、演技賞、短編映画賞などその年によって異なる)の各賞が選出される。2009年より観客賞のスポンサーはホンダ。

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